汚部屋女子が部屋をキレイに片付けるメリット

ひとり暮らしの女性に、「あなたの部屋はキレイですか?」と聞くと、多くの人は「汚い」と答えています。「汚い」にも程度がありますが、多くの女性が自分の部屋の状態に満足していないようです。

中には、汚部屋と言われるような部屋に住んでいる女性もいます。最近ではそんな女性を「汚部屋女子」と呼んで、テレビのバラエティ番組で紹介したりして、可愛らしいアイドルの女の子がぐちゃぐちゃの部屋に住んでいるというギャップに驚いたりします。

部屋の中の状態は、住人の心を映す鏡です。物にあふれて身動きが取れないような部屋の住人は、心の中も色々な事を整理できずにストレスを感じているのです。部屋をキレイにして、心もスッキリしましょう。

汚部屋女子に共通する特徴

汚い部屋に住んでいるなんて、きっと不精な独身男性だろうと思うかもしれませんが、意外にも若い女性に汚部屋の住人が多いようです。しかも、キレイに化粧をし、身だしなみには気をつかっており、一見して汚部屋に住んでいるとは思えない人がほとんどです。

女性に部屋が汚い人が多いのは、男性に比べて服や靴、化粧品、装飾品など物が多いことや、女性は一つのことに集中できにくいので片づけが苦手であることなどがその理由のようです。バリバリ働くキャリアウーマンや専門職の人が多いのも特徴です。外側に気を遣い過ぎて内側である自分の部屋には気をつかわない結果、部屋が荒れ放題になるのでしょう。

汚部屋女子の特徴として、カバンの中が汚い、洋服にしわが寄っている、靴が汚れているなどがあります。カバンの中は、ゴミのようなものがそのまま入っていたり、整理整頓されていなかったりすれば、まず間違いなく部屋も汚いとみていいでしょう。そんな部屋に置いてある洋服はしわが寄り、靴も脱ぎっぱなしでぐしゃぐしゃに保管しているはずです。

足の踏み場ものないほど物にあふれ、掃除もしていないような汚部屋では、普通の神経ではくつろげないものですが、汚部屋女子にはくつろげる場所になっているようです。

汚いところが心のやすらぎ、という人もいるでしょうし、片づけなければいけないと思いつつ、汚部屋という事実から目を背けて平静を保っている人もいます。いずれも、部屋の外の生活で心が消費されて部屋をキレイに保つことができなくなっています。

部屋をキレイにするメリット

部屋は、汚いよりキレイな方がいいに決まっています。部屋をキレイにすると、まず、衛生的な安心感がありますし、視覚的に落ち着きます。乱雑な物の中では、見たくないものを見ながら過ごさないといけませんから、いつも落ち着かない暮らしになります。

整理整頓された部屋は、必要な物がすぐに探せます。「色々な物を使ったらそのまま片づけずに置く」というのを繰り返すから、物が物の中に埋もれていくのです。いざ使おうとしたときに「すぐに見つからない」という不自由な状態になります。

汚部屋が解消されると、部屋を片づけなければいけないことに向き合えた自信で、それまで向き合えなかった他の物事に向き合う元気が出てきます。

気になっていた問題が解決されると、心が軽くなり明るく振舞えるようになります。また、部屋がキレイになったことで、友人や彼氏を招くこともできるようになります。人を招くことが多くなれば、部屋をキレイに保とうと努力することが自然にできるようになります。

キレイな部屋は、気持ちがいい上に、風水では運気が上がるといわれています。キレイな部屋で過ごすことが快適だと認識できたら、常にキレイにしようという気持ちが生まれて、部屋の掃除が習慣になります。気持ちが明るくなって人も呼べて、開運にもなるなど、いいことだらけなのです。

部屋をキレイに保つ方法

汚部屋の程度にもよりますが、自分で片づけられそうなら、部屋全体を一気にキレイにしようと思うとそれだけで疲れてしまうので、ひとまず、できるところから少しずつ始めましょう。部屋の一角が片づくだけでも気持ちがよくなります。とにかく、どんどん物を捨てることです。

思い切って汚部屋を卒業したら、あとはキレイを保つようにしたいものです。とにかく、余計なものを買う癖を直して「使えなくなったもの、いらないものは捨てるようにして物を増やさない」「汚れを見つけたらこまめに掃除をする」が鉄則です。その上で、使ったものをしまう場所をきちんと決めて、使ったらしまう習慣をつけましょう。

とはいえ、今までの習慣をガラッと変えることは難しいものです。とりあえず、家に物が溜まるような買い物の仕方を考え直す、今後使わないと判断して捨てる物を見極める、ゴミはちゃんとゴミの日に出す、ということを心がけましょう。

それから、癖になっている「床に物を置く」ことは絶対にやめましょう。床に物を置き始めるとどんどん座っている身の回りに物が堆積して部屋が汚れていきます。できることから始めて、部屋をきれいな状態に保っていきましょう。

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