片付けの体験談:実家の納屋を10年ぶりに大掃除した話

こころテラスではみなさまからいただいた片付け・ゴミ屋敷の体験談をご紹介しています。
今回は、ご家族で納屋の大掃除をしたというエピソードです。

ずっと掃除をしていなかった納屋

私の実家は田舎の一軒家で昔から畑や田んぼをしており、庭には農機具や農作物を置いたり、中で作業する為の大きい納屋がありました。

私が小さいころは祖父母を中心として農作業を行っていました徐々に祖父母も高齢になり、農作業が出来なくなると同時に納屋自体にも入ることがなくなりました。

それからの納屋はまとめて買った米を収納する為の冷蔵庫や精米機、近所や親せきからもらった野菜などの保管場所となっていました。また家の中のいらない物などもとりあえず置いていました。

祖父母が高齢になってからは特に掃除などもせず使っていたものですから納屋の中はほこりや土だらけ、物が散らかりとても汚く、用事でたまに入る度、「どうにかしなくては」と思っていましたがなかなか手が回らず、私が仕事を辞めて時間が出来たのを機にやっと家族総出で納屋の掃除をすることにしました。

晴れた日に家族みんなで大掃除を決行

まずは納屋の中の不要な物を外に出す作業から始めました。床には古く劣化した樽、バケツ、カゴ、肥料袋や木の板などがごちゃごちゃと散らかり、古い家具やラジカセなどの電化製品などのガラクタもたくさんありました。これらがなかなかの量でしたので片づけるのに時間もかかりました。

母などは「まだ使えるのではないか」「いつか必要になるかも」と取っておこうとするのですが、「何年も使っていなかった物は今後も使うことはないよ」と説得しごみに出すことに。

ある程度の物を外に出し次は掃除ですが、チリや埃、土に野菜くず、農作物や精米機のまわりにはたくさんのねずみの糞が落ちていました。みなマスクをして納屋中の戸を開け払い、掃き掃除をしました。また天井には蜘蛛の巣、壁には虫の巣のような物がこびりついていましたので長い棒を使って落としました。

これらをぜんぶ掃き集めるとなんと燃えるゴミの大袋3個分にもなりました。「こんな汚いところにずっと米や野菜を置いていたなんて」と恥ずかしくなると同時にこんな状態を放置していたことに反省しました。

また汚くならないようにするには

掃除が終わり、納屋に必要な物だけ戻して次からも掃除しやすいように片づけました。
10年以上まともに掃除していなかったので、作業はとても大変で苦痛でした。とてもひとりでは出来なかったと思います。

また同じ用な状況にならないようにする為に、不必要なものはすぐ捨てる、ワンシーズンに1度はしっかり換気し掃除をしようと思いました。

片付けはかなりの重労働

貴重な体験談をありがとうございました。
家の中は普段掃除していても、納屋となるとなかなか手がつきませんね。

片付けというのは慣れないとたいへんな重労働です。ご家族だけでは難しい場合もあるかと思います。お困りの方は、ぜひ私ども業者への委託もご検討ください。

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