島根のゴミ屋敷清掃

メッセージ

私事ではありますが、伯父は北九州市から指定を頂き、市営住宅の工事の仕事を営んでいました。 よく現場の話をしてくれた中で、事故物件の内容は当時の幼い私には忘れられない壮絶な記憶として残っています。 その伯父も何の因果か２００９年に孤独死してしまい、掃除や家財撤去、その後の相続や行政、士業の先生方への手続きなど急な対応に家族ともども苦慮した思いがあります。 第一発見者であった仕事仲間の方のご厚意もあり、一緒に室内の後片付けを手伝っていただきましたが、一般の方々には腐敗臭や汚染箇所の除去、また汚染された家財の処分はかなりのご負担になるかと思います。 その中でも目に見えないウイルスや細菌などによる感染症の対応は昨今大変重要な要素として取り上げられております。 私の主な業務は、様々な汚れや腐敗臭の消毒除去に対応することです。 薬剤は多種多様、間違った薬剤を使うと全く異なった効果にすらなります。 現場を施工する度に常識を覆す新しい発見もあり、その経験を生かし現場に合った一番効果のある薬剤を選択していくことが私の役割であります。 社会問題でもある高齢化や核家族化による同様のケースが今後増え続けることが予測される中、同じ孤独死を経験したことを踏まえ、「心の痛みを少しでも共有し和らげることができるのではないか？」「何がその時に必要な処置であるか」など、今できる最善のご提案で、地域の方々へ信頼され任せていただける存在を目指して参ります。